2024-12-11
床に落ちた食べ物、3秒ルールについて調べてみよう
床に落ちた食べ物に関する「3秒ルール」の真偽を検証。研究結果から、食品の種類や床材によって細菌の付着状況が異なることが判明。水洗いでは細菌は除去されにくく、健康と衛生を考慮し、一度落ちた食べ物は捨てるのが賢明です。

床に落ちた食べ物、3秒ルールについて調べてみよう


床に落ちた食べ物でも、3秒以内に拾えば安全だという俗説を、
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
本当に大丈夫なのか、一度は疑問に思ったことがあるかもしれません。
そこで、床に落ちた食べ物の3秒ルールについて調べてみましょう!
今から詳しく見ていきます。

イギリスのマンチェスター・メトロポリタン大学で行われた研究によると、
砂糖や塩分が多く含まれる食品として知られるジャムを塗ったパンやハムなどは、
3秒以内に拾って確認したところ、ほとんどバクテリアが検出されませんでしたが、
パスタやドライフルーツは、床に落ちてから3秒で細菌が検出されたという事実が確認されたそうです。
また、最も安全な食品はビスケットでした!
水分含有量が少ないビスケットは、10秒経過した後でもバクテリアが検出されませんでした。

また、アメリカのアストン大学アンソニー・ヒルトン教授の研究チームによると、食品の細菌汚染は落ちていた時間が長いほど
より深刻であり、カーペットのような床材では細菌が食品に移動しにくかったものの、
合板やタイルなどでは細菌が食品に素早く移ることが確認できたと述べています。
合板やタイルの素材であるリノリウムは平らな素材であるため食品との接触面積が広いですが、
カーペットは綿織物であるため、集まるよりも食品と触れる面積が少なく、細菌の移動が難しいという分析です。
このように様々な研究結果を総合すると、食品が落ちていた時間が短くても
細菌は十分に繁殖可能であり、落ちてから時間が経った食品はなおさら非衛生的であることが分かりました。
さらに、時間だけでなく、食品の種類、落ちた場所までが重要になる点です。

では、床に落ちた食べ物を素早く拾って水で洗って食べるのはどうでしょうか?
ほとんどの食品は水で洗い流せば、ほこりや髪の毛など目に見える汚染物質は除去されます。
しかし、床に落ちて感染した細菌は、単に水で洗い流すだけでは除去されにくいとされています。
サルモネラ菌や大腸菌、リステリア菌、バクテリアは嘔吐や下痢、発熱などの
症状を引き起こす可能性があるため、健康と衛生を考えるなら、一度落ちた食べ物は捨てるのが良いでしょう。
また、むやみに拾って食べるべきではないと申し上げたいです。
出典:コメディドットコム