2026-09-22
【江南駅眼科】写真を撮るとなぜ目が赤く写るの?赤目現象の原理と注意点
暗い場所でフラッシュ撮影をすると目が赤く写る「赤目現象」のメカニズムを解説。目の奥にある血管組織(脈絡膜)の反射光が原因ですが、白や黄色に反射する場合は病気のサインの可能性もあるため眼科受診が推奨されます。


写真を撮った後、写真の中の目がやけに赤く写っていた経験が一度はあるのではないでしょうか。
特に暗い場所でフラッシュを焚いて写真を撮ると、
瞳がまるで赤く光っているように見えることもあります。

それでは、本当に目から血が出ているのでしょうか?
結論から言うと、ほとんどの場合はそうではありません。
写真で目が赤く見えるのは、フラッシュの光が目の中に入り、
目の奥の組織で反射してカメラに捉えられることで起こる
「赤目現象(Red-eye effect)」です。
フラッシュの光が目の中に入ることで生じる現象

赤目現象を理解するには、まずカメラのフラッシュが
目に入るプロセスを確認する必要があります。
暗い場所で写真を撮ると、カメラのフラッシュから強い光が放たれます。
この光は黒目の部分である瞳孔を通過して目の奥に入り込み、
目の後方にある網膜付近の組織に到達します。
その後、一部の光が再び反射してカメラ側へと戻ってきます。
この時、カメラに入った反射光が赤く見えることこそが赤目現象です。
フラッシュ → 瞳孔 → 目の奥 → 反射 → カメラ
このプロセスによって、写真の中の目が赤く写るのです。
でも、なぜよりによって「赤色」に見えるのでしょうか?

目の奥には血液が豊富な組織が存在します。
特に網膜の背後に位置する脈絡膜(choroid)は、血管が非常に豊富な組織です。
フラッシュの光が目の奥に入り、
この周辺で反射する際に血液の色に影響を受けた赤い光がカメラに捉えられることがあります。
したがって、写真の中の目が赤く見えるのは、実際に目が突然充血したのではなく、
目の奥で反射した光がカメラに赤色として記録されたものだと理解すると分かりやすいでしょう。
なぜ暗い場所で赤目現象がより起こりやすいのでしょうか?

赤目現象は、特に暗い環境でフラッシュを使用する際によく起こります。
暗い場所では、目はより多くの光を取り込もうとして瞳孔が広がる(散大する)傾向があります。
瞳孔が大きくなると、フラッシュの光が目の奥へと入り込む量も多くなり、
その分、目の奥で反射してカメラに戻ってくる光も多くなる可能性があります。
そのため、
暗い場所 + 大きな瞳孔 + フラッシュ
という条件が重なると、赤目現象がより発生しやすくなるのです。
では、なぜ片目だけ赤く写ることもあるのでしょうか?

写真を撮っていると、両目とも赤くなるのではなく、
片目だけが異様に赤く写るケースもあります。
これも必ずしも異常があるという意味ではありません。
写真を撮る際のカメラと目の角度、フラッシュの位置、瞳孔の大きさ、顔の向きなどによって、
両目からカメラへ戻ってくる光の量が変わることがあるためです。
そのため、同一人物であっても写真によって
👁️🔴 👁️
のように両目が赤く見えることもあれば、
👁️🔴 👁️⚫
のように片目だけで赤目現象が起こることもあります。
ただし、「赤色」ではない異常な反射の場合は確認が必要です

ここで一つ知っておくと良い点があります。
一般的な赤目現象は、フラッシュを使用した際に目が赤く反射する現象です。
しかし、特に子どもの写真で片目が繰り返し
白や黄色に反射して見えたり、
両目の反射する色や明るさが継続して明らかに異なって写る場合は、
単なる赤目現象とは区別して注意深く確認する必要があります。
もちろん、写真1枚だけで特定の眼疾患を判断することはできません。
写真の撮影角度や照明、カメラの設定などによっても、
目の反射の仕方は変わることがあるからです。
ただ、同じ現象が複数の写真で繰り返し見られる場合は、写真の写り具合のせいだけにせず、
眼科で目の状態を確認してもらうことをおすすめします。
特に小さなお子様の場合、保護者の方が日常で撮った写真を通じて
このような変化を偶然発見することもあるため、
普段写真を撮った際に両目の反射がどのように写っているかを
観察してみることも役立ちます。
小さな変化も見逃さない目の健康診断

目は特別な自覚症状がなくても、
定期的に状態を確認することが大切です。
特にお子様の場合、自分で目の異常を正確に言葉で伝えるのが難しいこともあるため、
保護者の方が日常の中で見つけた小さな変化も軽く見過ごさないことが望ましいです。
写真に写る目の反射の様子が普段と違って何度も見られたり、
視界や目に違和感など普段と異なる変化を感じたりする場合は、
正確な原因を確認するために眼科検査を受けてみてください。
目の健康は、小さな変化に気づくことから守られます。
江南スマイル眼科では、視力や屈折状態だけでなく、
角膜、網膜など目の全般的な状態を細かく確認できる
多様な眼科検査を通じて目の健康をサポートしています。
普段から目の健康が気になっている方や確認したい症状がある場合は、
江南スマイル眼科で正確な検査を受け、目の状態をチェックしてみてください。
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よくある質問
フラッシュを焚いて写真を撮るとなぜ目が赤く写るのですか?
フラッシュの光が目の奥の血管組織で反射し、カメラに赤く捉えられるためです。暗い場所で広がった瞳孔から光が入り込み、網膜の奥にある脈絡膜の豊富な血液の色が反射光として現れる赤目現象です。
暗い場所で写真を撮ると赤目現象が起きやすくなりますか?
はい、暗い環境ほど赤目現象は起こりやすくなります。暗い場所ではより多くの光を取り込もうと瞳孔が大きくなるため、フラッシュの光が目の奥に多く入り込み、その分反射して戻る光も多くなります。
写真の中で片目だけ赤く写る理由は何ですか?
カメラの角度や瞳孔の大きさなどの違いによって生じる正常な現象である可能性があります。撮影する角度、フラッシュの位置、顔の向きによって両目から反射して戻る光の量が異なると、片目だけ赤く見えることがあります。
写真の瞳が赤色ではなく、白色や黄色に光って写ったらどうすればいいですか?
単なる赤目現象ではない可能性があるため、眼科を受診して目の状態を確認することをおすすめします。特に子どもの写真で白や黄色の反射が繰り返し見られる場合は、正確な検診を受けて異常の有無を調べる必要があります。